picky
納車してから数週間、クルマがあるというライフスタイルに想像以上の満足感を感じている今日この頃です。
平日は都心部で働き、週末は隔週ほどで田舎の実家で過ごすという、半二拠点生活を送っているわけですが
この二拠点を繋ぐのが高速バスから自分のクルマになり
釣り場へ向かうクルマが実家のものから自分のクルマになり
それでこれほど豊かになるものなのかと。
こだわって選んだマイカーって素晴らしい。
こだわりと言えば
ドラマ最高の離婚でザクリとささるけど大好きなワンシーンが浮かびます。
真木よう子と八千草薫と尾野真千子が
「男の価値ってメンドクサいか、メンドクサくないかで決まると思うんですよ」
「男はそこが分かってないの。こだわりがどうとか」
「男のこだわり、、、最悪。」
あぁ、わたしはお手本のようなメンドクサイ側の男です。
どうもすみませんです。
諸兄も思い当たる節があることでしょう。
しかし落胆する事なかれ。
好きなことやこだわりを嬉しそうに話してくれる人って好きっ
なんて女性も案外います。(本心ですか??)
さて、今回はそんな素敵な女性と男のこだわりまっしぐらなブラザーとお酒を交わしながら語りたい、my sweet シリーズ
そもそもV40、二代目(2012-19)のものは街でそれなりに見かけるので
わたし程度の多少クルマが好き、多少ボルボが好きくらいでも知っていました。
しかし初代(95ー04年)のものになるとさっぱり。
古いカタログを集めていく過程で初めて知ったレベルだし、
ボルボが好きな友人でさえ、今の今まで忘れてたわ なんていうくらい。
おそらく、世間から忘れられているんじゃなかろうか。
結局はその存在感がクルマ選びの最後の決め手だったような。
将来こんなのに乗りたいというところから、本格的に買うのを選ぶようになるまで
気になるのはずっと80年代-00年代のいわゆるヤングタイマーとかネオクラシックとか呼ばれ
ここ数年、特にもてはやされているクルマたち。
しかしせっかくなら街や雑誌で見かけないくらいので自分のモノにできるようなのがいい
でもでもそればかり気にしすぎて大きくハズすのも違う気がする
狙いすぎている感が出るとそれはそれで恥ずかしいので、よく分からないけどなんだか?いや、きちんと?カッコイイ
そんなのに乗りたかった。
あゝメンドクサい。
一見、スマート、かといって垢抜けてるわけでもない。
このあたりの年式のクルマではよく感じるこの感覚。
だけどV40はそれで終わらず、分解していくときちんとカッコイイのが見えてきます。
サイドからボンネットへ伸びるプレスラインが少し旧いモデルの940や850を感じさせるところなんかその一つじゃないかと思います。
無塗装のサイドモールやドアハンドルも一役買ってくれています。
会った人みんなが可愛いと笑うヘッドライトワイパーもそうだし
小ぶりなミラーだって可愛い。
そして、ボルボ のエステート(ワゴン)といえばのカクカクっとして切り立ったおしりとは違い、アールの効いたシェイプとガーニッシュがボルボ の中では異端児なリアスタイル。
素敵なキャラクターを確立しているのが愛せます。
くわえてボルボであるということ。
くさってもボルボ。お洒落な男を演出してくれます。
別にくさってないですけど。
欧州車ならではの気の利いたデザインのボタンや説明書きのステッカーまで
いちいち配色やフォントにグッときます。
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釣り人である以上、船との相性もかかせないところ。
SUVではなく、RVや四駆と呼びたくなるようなクルマにカヌーやジョンボートの組み合わせは王道であり憧れるけど
いわゆるハッチバック的なおしりとカヌーのアールの収まり具合
それに4,500あまりの長さに13ftのカヌー
これもなかなか。
そういえば、赤のクルマはなんとなく一度は乗ってみたかった。
赤って普段あまり選ばない色なんですけど。
そう話すと共感してくれる友人が結構多く、不思議な色。
赤いのが緑に囲まれてお座りしているさまは絵になっていてつい嬉しくなります。
母の愛車遍歴は結構面白く、パジェロイオのショート3ドアやゴルフ4のGTなんか今自分も乗ってみたい。
実家に乗って帰り、そんな母に見せると、イイ赤ね と褒めてくれた。
気をよくした私はその"イイ赤"で母を職場まで送っていったんですが、
クルマから降りる母もなんだか少し嬉しそうに見えたような。。
みんなの愛情を受けながら元気に走っておくれ。
どうぞよろしく。
追伸
釣り仲間のヘイさんがついにカヌーを買ったとのことで
今週末は一緒に引き取り。たのしみだな。
おまけに最初に乗せてくれるとか。
靴をきれいにして整えておきます。
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